ダーマペンには効果がない?ダーマペンに関する6つの失敗例と対処法、よくあるQ&Aを徹底解説

2024.07.30

「ダーマペンには効果がないって本当?」とダーマペンに不安を感じている方はいませんか?

ダーマペンは、ニキビ跡の凸凹や毛穴の開きなどのお悩みに対応している施術方法として知られており、実際に施術を受けてみたいなとお考えの方もいることでしょう。

そこで、本記事では、ダーマペンの特徴やダーマペンに関する6つの失敗例、失敗しないための対処法を解説します。

目次

ダーマペンとは?

ダーマペンは、オーストラリアのEquipmed社が開発し、FDA(米国食品医薬品局)の承認を得ている機器です。

その中でもダーマペン4という機器は、先端に極細の針が16本ついており、毎秒1920個の非常に細かい穴を肌にあけることにより、肌の自己再生能力を利用して肌の改善を促してくれます。

ダーマペンの特徴

ダーマペンは、針を使って肌の表面に穴をあけることで、皮膚のエラスチンやコラーゲンの生成を促し、ターンオーバーを早める作用があります。

そのため、ニキビ跡にできてしまったクレーターや毛穴の開きなどの肌の悩みに対して効果が期待できる施術法です。

また、ダーマペンと似ている施術方法・効果が期待できる施術法として「フラクショナルレーザー」「ポテンツァ」「ダーマローラー」などが挙げられます。

施術方法ダーマペンとの違い
フラクショナルレーザーレーザーを使って皮膚に穴をあける
たるみ解消、リフトアップ効果も期待できる
ポテンツァ熱エネルギーを与えて穴をあける
ダウンタイムが比較的短い
ダーマローラー針の長さが調整できない
細かい箇所の施術ができない
広範囲の施術に向いている

ダーマペンに関する6つの失敗例

次は、ダーマペンをして肌のお悩みを解決したかったが、効果を得られなかったり、肌トラブルが悪化してしまったりするケースについて原因とともに解説していきます。

失敗例①:ニキビ・シミが増える

施術時、炎症を起こしているニキビがあると、そのニキビを潰してしまうことで他の部位に細菌が感染してしまう可能性があります。

施術後は、肌が紫外線からのダメージを受けやすい状態になっているため、アフターケアを怠ってしまうとシミが増える原因にも繋がってしまうのです。

失敗例②:効果が薄い

ダーマペンは、1回の施術で見違えるような効果の実感を期待することはできません。

個人差はありますが、5回程度受けると効果を期待できます。1回で効果の実感を期待していた方にとっては「効果が薄い」と感じてしまうのでしょう。

失敗例③:施術後、腫れや赤みが引かない

ダーマペンの施術後は、ダウンタイムとして「肌の腫れ」「赤み」が生じます。

そのため、施術当日や2、3日の間に、誰かと会う約束や大切な用事を入れないようにスケジュールを調整する必要があります。

加えて、メイクや顔のマッサージをしたり、アフターケアを怠ったりなど肌に刺激を与えると、ダウンタイムが長引く可能性もあるため、症状が落ち着くまでは余分な刺激は与えず、しっかりと保湿や日焼け対策を行ってください。

失敗例④:費用がかさんでしまった

失敗例2つ目でも解説した通り、ダーマペンは定期的に複数回施術を受けることが必要になります。

そのため、実際に施術を受けてみると、予想以上に費用がかさんでしまうという可能性もあるでしょう。

この事態を防ぐためには、事前に施術を受けるクリニックでのカウンセリングで、費用について質問・相談しましょう。冷静に判断するために、いったん自宅で考え直す時間を取ることもおすすめです。

失敗例⑤:傷跡が残る

ダーマペンは、施術の際に針で肌を傷つける治療法だといえます。

施術から数日経過すれば、少しずつ傷は回復していくものですが、肌の弱い部分に針を深く刺してしまったり、不必要に何度も刺してしまったりすると、傷跡が残る可能性もあります。

これは、セルフダーマペンと呼ばれる「ご自身で通販サイトを使用して購入したダーマペン類似品で施術をした場合」に多い失敗例です。その他にも、セルフダーマペンはリスクが大きいものになるため、施術を行う際は、クリニックで行いましょう。

失敗例⑥:乾燥や肌荒れしやすくなる

ダーマペンの施術は、肌に針で無数の小さな穴をあけるため、数日間は肌が傷ついている状態です。

この状態の肌は、紫外線やウィルスなどの刺激を受けやすく、しっかりとアフターケアを行わないと、乾燥や肌荒れをしやすくなってしまいます。

そのため、保湿や紫外線対策などのアフターケアを行い、症状が落ち着くまでは余分な刺激を肌に与えないように注意してください。

ダーマペンで失敗しないための対処法

次は、ダーマペンで失敗しないための対処法を解説します。

アフターケア

本記事でも解説している通り、ダーマペンの施術後はアフターケアがとても大切になります。

ダーマペン後のアフターケアは「保湿」と「紫外線対策」を特に心がけましょう。これらを怠ると、乾燥や肌荒れはもちろん、ダウンタイムが長引く可能性もあるため、クリニックから指示されたアフターケアも含めて、しっかりと行いましょう。

施術に関する知識・リスクは事前に学んでおく

ダーマペンは、適切な処置とケアを行っていれば、重篤なリスクがある施術ではありません。

しかし、ダーマペンの施術には受けてはいけない場合や、効果の実感を期待できる施術回数などがあり、事前に知っておかないと「想定外」「症状が悪化した」などの事態になりかねません。

そのため、すべてをクリニックに任せず、ダーマペンの施術に関する初歩的な知識や、起こり得るリスクはご自身で事前に学んでおきましょう。

自身の肌の調子をしっかり把握しておく

上記で解説した通り、ダーマペンの施術は、肌の調子によっては受けることができない場合もあります。

本記事を監修している当院でダーマペンの施術をお受けいただけない方は以下の方々です。ぜひ施術前の参考にしてみてください。

  • 炎症をともなうニキビやニキビ跡がある
  • 症状の進んだ肝斑がある
  • 金属アレルギーがある
  • 妊娠中・授乳中・産後3カ月以内
  • ガン治療中・治療後3カ月以内
  • ヘルペスがある
  • 治療部位に皮膚疾患がある

肝斑(かんぱん)に関しては、現在の状態によって要相談となります。また、ご自身が金属アレルギーかわからないという方は、事前に皮膚科でチェックすることもできますし、施術を受けるクリニックへ事前に相談してください。

セルフダーマペンを行わない

ダーマペンに関する失敗例5つ目でも「セルフダーマペンはリスクがある」と解説した通り、セルフダーマペンには5つのリスクがあります。

  • 適切な肌の状態を把握できない
  • ダーマペン初心者が、肌にまっすぐダーマペンを刺すことは難しい
  • 衛生状態が悪い
  • 肝斑やニキビが悪化する可能性がある
  • そもそも、ダーマペンの類似品・模倣品である

近年、通販サイトなどでセルフでダーマペン施術を行うことができる商品が販売されています。

しかし、ダーマペンの施術を行うペン型の機器は、医療機関のみが購入できるものです。

そのため、医療従事者・関係者ではない私たちが購入できるダーマペンは類似品・模倣品であるため、上記のようなリスクが発生する可能性があります。

セルフダーマペンはご自宅で自由な時間に行えることや、クリニックでの施術よりも安価で行えることなど、メリットもあります。

しかし、非常にリスクが大きい行為です。もし、ダーマペンの施術を受けたいと考えたら、しっかりとクリニックで行いましょう。

ダーマペンに関するよくある質問【Q&A】

次は、ダーマペンに関するよくあるQ&Aを解説します。

ダーマペンの施術が向いていない人はいますか?

ダーマペンの施術が向いていない人は「1回で効果の実感を期待したい方」です。その他にも、当院で施術をお受けいただけない方に該当している方も、ダーマペンの施術に向いていません。

ダーマペン3とは何が違うの?

ダーマペン3とダーマペン4の違いは「針の本数」と「1秒間に穴をあける回数」です。ダーマペン4は機器の先端に16本の針がついているのに対し、ダーマペン3は12本です。

毎秒肌に穴をあける数も「ダーマペン4は1920個」「ダーマペン3は約1300個」です。

これらを踏まえて、ダーマペン4の方が、1回の施術スピードを短縮させることができます。その他にも、オートマチックバイブレーションという機能で、ダーマペン3よりも、痛みや不快感を軽減させています。

敏感肌でも施術はできますか?

はい。敏感肌でも症状が強くない方でしたら施術を受けていただくことは可能です。
またアトピー性皮膚炎で肌が何度も炎症を起こしてしまっている方でも、施術をお受けいただくことはできますので、詳しくは施術を受けようと考えているクリニックへご相談ください。

当院の症例写真

当クリニックでダーマペンの施術を受けられた方のビフォーアフター写真をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

当院の特徴

当院では、ダーマペンの施術にダーマペン4を採用しており、「マッサージピール」「ウーバーピール」などを組み合わせることができます。

マッサージピールと組み合わせた施術「ヴェルベットスキン」は「毛穴」「ニキビ跡」、ウーバーピールは「炎症性ニキビ」「肝斑」「シミ」などに対応しており、お客さまそれぞれが持つ肌の悩みへ柔軟に対応しています。

施術概要

こんな方へ

・ニキビ、ニキビ跡を改善したい方
・毛穴の開き、くすみを改善したい方
・シミ、シワ、たるみを改善したい方
・ハリを取り戻したい方

治療時間

30分程度

シャワー・洗髪・入浴・洗顔

シャワーは当日より可能です。入浴は2~3日後を推奨します。洗顔は当日から可能です。

メイク

通常メイクは24時間後から可能です。※お薬の浸透を考え、6時間は洗顔・化粧水・乳液のご利用が出来ません。

リスクや副作用

赤みや内出血、腫れ、肝斑の悪化※カウンセリングにて詳細はご相談ください。

禁忌

ダーマペンが受けられない方

・妊娠中・授乳中、産後3ヶ月以内の方
・ ガン治療中、治療後3ヶ月以内の方
・ ヘルペス
・ 金属アレルギー
・ 治療部位に皮膚疾患がある方
・ その他、重篤なご病気をお持ちの方

ダーマペンは、定期的に複数回施術を受けていただくことで、効果の実感を期待していただくことができる施術法です。ご自身の適切な施術回数など、質問や不安を持っている方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。

ダーマペンならLUNA BEAUTY CLINICへご相談

本記事を監修している当院「LUNA BEAUTY CLINIC」では、ご予約の際からお客様の「綺麗になりたい」という気持ちと誠心誠意向き合い、サポート・プロデュースさせていただきます。

また本記事以外にも、ダーマペンに関するコラムを公開しておりますので、ダーマペンでの施術に関することがもっと知りたいという方は、ぜひ当院公式サイトをご覧ください。

カウンセリング予約はこちら

【関連記事】

上部へスクロール